南葛城山・岩湧山 5月!
日時 2006年 5月21日 天気 ![]() 登山コース(滝畑・関電道・南葛城山・千石谷・岩湧山・滝畑) 滝畑 ⇒ 林間歩道分岐 ⇒ ノゾキ平 ⇒ 一本杉 ⇒ 南葛城山山頂 ⇒(迷走40分) 千石谷林道(大滝上) 8時15分 10時30分(20分) 12時10分 ⇒ 五ツ辻 ⇒ 岩湧山山頂 ⇒ カキザコ ⇒ 滝畑 13時45分(昼食45分) 15時30分 (歩数29628歩) 前々から登ってみたいと思っていた南葛城山。 岩湧山のダイトレから千石谷を隔て望む南葛城山は魅力的で大きく堂々たる山容です。 滝畑の友人から「天狗の住む山」とか「キツネの山」と聞いていたので無気味な山のイメージもありました。 それに和泉山脈の最高峰でありながら、何故かあまり人気がなく登山者も少なくです。 南葛城山に登った後、北尾根を千石谷に下りるか、ダイトレの合流点まで林道を歩き、カヤトが新芽を吹いて一面緑の岩湧山 にも登りたい! 滝畑ダム上流の有料駐車場に車を置き山歩きの準備をする。 ここの駐車料金は1,000円と割高ですが、登山者にはコーヒーが付いています。 下山した時に飲むコーヒーは、本当に美味しいです。 千石谷林道を15分ほど歩くと「林間歩道」南葛城山へと書かれた案内板がかかっています。 案内板に従って千石谷に架かる手摺も何もない鉄板の橋をおそるおそる渡り、関電道特有の急な階段を登ると鉄塔に到着、 ここからは南方向の視界が広がっています。水分補給して暫しの休憩。 幾つかのコブを越えて「ノゾキ平」に着きます。ここで中ノ茶屋橋からの道と合流します。
ノゾキ平を進むと、北・西方向が見通しが良い稜線出ます。 三国山、槙尾山、向かいの岩湧山が一望出来ます。 昨日に降った雨で大気中のチリや樹木に付いた埃が洗い流されたのか? モヤも無く視界良好で新緑が輝き本当に綺麗です。 少し下って、うす暗い植林の中へ、杉と笹が茂った道を歩くと「一本杉」の標識に出会う。 広い林道が交差していて、自転車やバイクのワダチがあります。この道を少し登ると葛城山山頂です。 山頂付近は、視界は良くないですが、下草がきれいに刈られ、木製のベンチが何個もあります。 記念写真を撮り、おにぎりを1個食べて休憩。 11時前… 北尾根を千石谷まで直下降りして岩湧山に登ることにしました。登ってくる時に「らしき下りる道の分岐点」を確認しています。 休憩後、確認した所まで戻って下りましたが、途中から道が何本か枝分かれして、どの道も行止まりです。 15分位下りて林業の作業道とわかりました。ガァ〜〜ン! 元の所まで戻った時は、疲れがドッと出て、40分のロス! このまま登って来た道を引返して下山しょうかと頭を過ぎる。 とりあえず地図を見て尾根の位置を確めながら探す。山頂直下の分岐に北東方向へ延びる道があって下りる事にしました。 ここが違うようであれば、帰ろうと思いました。杉が伐採された作業道を暫く歩くと自然林の尾根に出ました。 踏み跡は全くありませんが、テープが千石谷方へ向かって所々にあり、間違いない事を確信しホットする。ヨカッタ! 見通しの良い尾根で和泉山脈が望め、ウグイスの鳴き声が山にこだまして、気持ち良く山歩き出来ました。 高度を下げるに従って水の流れる音が、次第に大きくなり千石谷に到着です。 多分、普段は飛石で渡れると思われる渓流が、昨日の雨で激流となって渡れません。 登山靴と靴下を脱ぎ、ズボンを膝まで上げてストックで深さを確めながら渡りました。水は冷たくて火照った足が持ち良かったです。 千石谷林道に出て、今日始めて人と会いました。 林道を五ツ辻まで歩き、ダイトレを岩湧山山頂へ、カヤトが30cmほど延びて山頂一帯は緑の絨毯を敷詰めた様に綺麗でした。 遅いランチを食べ、ベンチで横になっていたら15分程寝てしまいました。 十分休憩したので滝畑までの下りは、小走りで一挙に下りました。
南葛城山は大きくて緑豊かな山です。 山頂付近一帯は杉林であるため植林の山と思っていましたが、自然林も多く、特に北尾根は眺めも良くて原生林の中、 爽快な山歩きが出来ます。秋の紅葉シーズンに、もう一度歩いてみたいです。 北尾根・ダイトレからの眺め!
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